前回では発売日前から購入までの記憶を振り返ってみました。 今回は、いよいよ発売日初日に初プレイした記憶を振り返ってみようと思います。どこまで覚えているか、今では記憶があいまいですが、がんばって思い出してみますね。
プクリポを選んだ初プレイ。初期村の風景とは
ダウンロード終了を経て、やる前から時間がかかるだろうなと思いつつ、キャラ作成を始めました。どのキャラも一度触れてみましたが、長く遊ぶのであれば、ずっと可愛がっていられるキャラクターがいいなあと思っていましたので、最終結論はプクリポへ。その後、今のれのんさんができあがるまで30分以上は時間がかかったように思います。完成した後に抱いた感想は「かわいいクマさんができてしまった…」(笑)でしたが、かわいい相棒ができた気持ちになりました。
次に職業を選びます。最初に選べる職業は戦士、武闘家、盗賊、僧侶、旅芸人、魔法使いの6職業。このプクリポさんに似合う職業はなにかなあと思いつつ、自分自身やりたかった賢者への憧れを重ねて、魔法使いを選ぶことに。周りのプクリポさんは圧倒的に旅芸人が多かったんですけどね。(珍しがられたのがかえって、後々ドラクエ10の面白さを理解する布石になりました。)
もうこの時から9年か…ずいぶん長い付き合いになりましたね。
さて、長いキャラ作成を経て、プクリポの初期村だったプクレット村に生誕。ゲームの中に入ると、右上にひたすら「こんにちは!」「ありがとう!」が飛び交っているではありませんか。なんなんだこれは?と思いながら、村の中を走り回っていると、今度は「みーつけた!」の嵐。後になってサブクエストのチャット内容だったということを知るのですが、当時はまったくわけがわかりません。誰に呼び掛けているのか、自分に呼び掛けているのか、チャットをするのもキー入力はおぼつかず、そもそもコントローラーの使い方、メニューの開き方、コマンドの選び方もぜんぜんわからない笑 なので、無視して操作を覚えるしかありません。ジャンプもされるし、いいねをする人も現れる。そのうえ話しかけてくる人まで。もう、パニックです。結局人に何かしらの返答を返せるようになるまで30分はかかったような気がしますね笑(これがオンラインゲームなのか?とこの時は思いましたが、誤解を解くようになるまでしばらく時間がかかりました。それぐらい当時は人の熱気がありました。)
その結果、苦労して苦労してとりあえず薬草を購入したのを覚えています笑こんなこと誰でもできるっちゅうに。始めって慣れるまでは大変ですよね。(youtubeを探すと、この当時の風景を映す動画が何本かありました。興味のある方はぜひ探してみてくださいね。)
今こそ閑散としているプクレット村。当時は人でごった返していて、wiiでは表示しきれないほど。ふざけた村長が迎えてくれますが、実はなかなか重たいストーリーでした。プディンくんも思い出のキャラですね。
生きている世界。動くモンスターに感動。
さて、ドラクエですから、やはりまず戦闘をしてみようと思って外へ出たわけですが、スライムが動く、動く、動く!リアルな世界でのモンスターの動作を見たのは始めてだったので、それだけで感動しました。(後に夜になると寝ている姿を見かけたときも、まるでモンスターが生きているような気持ちになって嬉しくなりました。)
よし、ぶつかってやろう!と思ってスライムに戦闘を挑んだのですが、全然ダメージが出ない!そりゃ魔法使いでかつ素手で殴ってんだから、当たり前なんですが、そんなことに気づかないぐらい、ドキドキしながらやってたんですね。結局初戦闘はメラを使って勝ちましたが、気が付いて杖を装備したあとは、杖でモンスターを殴る物理攻撃になりました。物騒ですね笑 レベルもあがりにくかった。お金も全然たまりません。この辺で、今までのドラクエとは違うということを理解した記憶があります。
プクレット村を出て、初めての戦闘を繰り広げた思い出の地。モンスターが普通に動き回っているだけでも、この世界は生きているんだなと思わされましたね。後にモンスターを仲間にして遊べるようになって、更に感動するわけですが、この感動についてはまたいつかの記事で。
この後、ストーリーを進めるために、賢者の隠れ家→けがれの谷→オルフェアへと話は動いていくのですが、それらの話についてはまた次回。